外歩けば良いの?普段から浴びている〇〇がビタミンDの材料に!?
ビタミンDを知っていますか?
ビタミンの一種であり、脂溶性ビタミンに分類されます。
糖質やタンパク質などは食材から摂取します。
対してビタミンDは食材以外からも摂取できます。
それは一体どのような方法なのでしょうか?
また、ビタミンDの役割にはどのようなものがあるのでしょうか?
ビタミンDの生成方法
栄養素を食材から摂取するのは当然ですが、ビタミンDの場合は他の方法で生成することができます。
それは「日光浴」です。
日光に含まれる紫外線がカギとなります。
紫外線は波長の長さによってUV-A、UV-B、UV-Cに分類されます。
このうち、ビタミンDの生成に関わるのはUV-Bです。
皮膚がUV-Bを浴びると皮膚に存在する7-デヒドロコレステロールという物質を材料にしてビタミンDが生成されます。
UV-Bは屋内では生成されないので外での日光浴が必要になります。
ビタミンDの役割
ビタミンDには次のような役割があります。
- カルシウムの吸収促進
- 骨の成長促進
- 血中カルシウム濃度の調整
また、最も期待できる効果として免疫機能の向上があります。
体内に侵入したウイルスや細菌などに対して必要な免疫機能を促進します。
この結果、風邪やインフルエンザ、感染症の発症、悪化の予防に関与します。
あまり聞き馴染みのない栄養素ですが、大きな役割を担っています。
ビタミンDが不足すると…
多くの働きがあり、身体に欠かすことのできないビタミンD。
不足するとどうなるのでしょうか?
ビタミンDには腸からのカルシウムの吸収を促進させる働きがあります。
カルシウムの吸収が悪くなり、体内では不足状態に陥ります。
身体はカルシウム濃度を上昇させようと骨の中のカルシウムを血液中に流します。
結果、骨密度が減少。
高齢者の場合は骨粗鬆症や骨折のリスクが高まります。
小児の場合は成長障害が起こり、姿勢が悪くなったり骨が曲がったりしてしまいます。
ビタミンDを多く含む食材
日光から生成することができるビタミンD。
食事からも摂取することで効率良くビタミンDを摂取することができます。
ビタミンDは魚やキノコ類に多く含まれています。
特に魚はカルシウムも多く含まれているので、身体の健康のためには摂取した方が良い食材となっています。
お肉や卵にもビタミンDは含まれています。
ですが、魚やキノコ類に比べると含有量が少なくなっています。
普段からお肉を多く食べている人は、良質な脂を摂取する意味も込めて魚を中心とした食事をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ビタミンDの生成方法、役割について紹介しました。
外でウォーキングやジョギングをすることは運動不足解消にもなります。
ビタミンDを摂取できるので一石二鳥です。
ジムでのトレーニングも良いですが、たまには外での運動を取り入れるのも良いですね。
トレーニングのマンネリ化も防ぐことにもなり、良いことしかありません。
ぜひ試してみてください!
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