空腹でのトレーニングは悪い?効果がなくなる理由と対策を解説!
空腹でのトレーニングは一見良いと思われがちです。
しかし、空腹でのトレーニングの効果がなくなる最大の要因になります。
一体なぜなのでしょうか?
その理由を徹底解説します。
空腹時のトレーニングは効果がない
空腹時は体内の脂肪が燃焼しやすいという人もいます。
ですが、脂肪と一緒に筋肉も分解してしまいます。
筋肉が分解される
身体を動かすにはエネルギーを消費します。
エネルギーは食事によって補給をします。
では、食事量が少なく体内のエネルギーが不足していたら代わりにエネルギー源となるのはなんでしょうか?
脂肪が使われれば良いのですが、そんなに身体は上手くできていません。
筋肉が分解されてエネルギーとして使われるのです。
トレーニングを頑張った分だけ筋肉が分解されてしまえば意味がありません。
集中力の低下
ダイエット中はご飯やパンなどの糖質を制限することが多いです。
糖質は脳の唯一のエネルギー源です。
体内の糖質が制限されれば頭の回転が悪くなります。
その結果、頭がぼーっとする、集中力の低下などの症状が出ます。
トレーニングに集中ができない、思わぬケガや事故に巻き込まれる可能性もあります。
ケガをしてしまうと長期間トレーニングができない場合もあります。
目標を達成するまでに時間がかかってしまいます。
食事のタイミングは?
トレーニング前に空腹状態を作らないためには食事をいつ摂るべきなのでしょうか?
運動前
運動前は何時間前に食事を摂るかによって食べる内容を変えましょう。
2時間前なら食べた物を消化をする時間が十分に確保できます。
特別なにを食べて、なにを食べてはダメと指定する必要はないでしょう。
せっかくなら栄養バランスの整った食事をオススメします。
運動の1時間前であれば糖質を中心とした食事にしましょう。
おにぎりやうどんが挙げられます。
具材を工夫することで栄養価も高くなります。
運動30分前の食事なら食べる量を抑えて軽食に留めましょう。
必要な栄養素はやはり糖質です。
ただ、胃腸の負担になるので消化の早い食べ物をチョイスしましょう。
一番のオススメはバナナです。
運動中
運動中は飲み物がメインとなります。
汗をかくので脱水を起こさないためにも、水分補給は必ず必要です。
普通の水を飲むよりもBCAAやEAAがオススメです。
この2つの違いはこちらの記事に詳しく書いてあります。
BCAAとEAAどちらが良いの?2023年最新情報で徹底比較します!
運動後
運動後はトレーニングによって傷ついた身体を修復するために、食事をしっかり摂りたいです。
トレーニング後30分は成長ホルモンが活発に分泌しています。
このタイミングで栄養を補給することで、筋肉の活性化につながります。
いわゆる「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間です。
すぐに食事を摂ることができない人はプロテインでも良いでしょう。
満腹でのトレーニングも避けましょう
空腹でのトレーニングは避けるべきですが、満腹でのトレーニングも避けましょう。
食べ物を消化する際もエネルギーを必要とします。
トレーニング中は筋肉にエネルギーが流れているので、消化を十分に行えません。
食後すぐ走った時に横腹が痛くなるのは、消化不良を起こしているためです。
また、満腹状態では副交感神経が優位になっています。
身体はリラックス状態になっており、筋肉が本来の力を発揮しにくくなっています。
運動前は食事をする時間によって、食べるものを変えましょう。
まとめ
空腹でのトレーニングは効率を悪くしてしまいます。
筋肉量を増やすはずが逆に減らしている可能性もあります。
頑張ってトレーニングをしていても身体が大きくならない人は食事が原因の可能性が高いです。
ダイエットやボディメイクでトレーニングと食事の両方が大切な理由がよく分かります。
トレーニングだけでなく食事も疎かにしないようにしましょう。
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