3種類のプロテインを徹底比較！おすすめの摂取タイミングも紹介！

トレーニングに欠かせないドリンク「プロテイン」

みなさんも飲んでいると思います。

そんなプロテインには種類があることを知っていますか？

大きく分けて3種類のプロテインがあります。

種類が分けられる＝それぞれ特徴があるということです。

また、プロテインの摂取タイミングは知っていますか？

トレーニング後でも間違いはありませんが、現在は少し異なります。

今回は3種類のプロテインの特徴の紹介、プロテインの摂取タイミングについて紹介します。

プロテインってなんで飲むの？

そもそもプロテインはなんのために飲むか知っていますか？

基本的にはタンパク質を摂取するために飲みます。

タンパク質は筋肉を合成するために欠かせない栄養素です。

爪や髪の毛などもタンパク質が材料になっていることをご存知ですか？

タンパク質の摂取が不足すると筋肉が合成されない以外にもデメリットがあります。

爪がボロボロになる、髪の毛が荒れるなどです。

プロテインを毎日の飲んだ方が良いと言われている理由は、爪や髪の毛を整えるためです。

3種類のプロテイン

プロテインには「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」「ソイプロテイン」があります。

全然想像ができないと思うので、それぞれの特徴を紹介していきます。

ホエイプロテイン

こちらは牛乳が原料となっています。

低カロリーで栄養があり、吸収が早いのが特徴となっています。

摂取のタイミングはトレーニング後がオススメとなっています。

トレーニング後は効率的に筋肉の回復を促すために、素早くタンパク質を摂取する必要があります。

ホエイプロテインは吸収がスムーズであることから、トレーニング直後の補給に最適です。

カゼインプロテイン

ホエイプロテインと同じく牛乳が原料です。

ホエイプロテインが水溶性であるのに対して、カゼインプロテインは不溶性です。

固まりやすく、吸収が遅いという特徴があります。

「吸収が遅い」と聞くと悪いイメージがあるかと思いますが、それは違います。

摂取後に吸収が遅いということは、体内に長時間蓄えられるということになります。

人間は就寝時もエネルギーを消費しています。

成長ホルモンが分泌される時間も就寝時です。

これらを踏まえると、寝ている時には体内にタンパク質が必要となります。

お腹が空いて眠れない時などにもオススメです。

お菓子を食べるより、カゼインプロテインを摂取した方が断然良いです。

ソイプロテイン

最後にソイプロテインについて紹介します。

ホエイとカゼインの原料が牛乳であるのに対して、ソイプロテインはその名の通り大豆です。

ソイプロテインはカゼインプロテインと同じく吸収に時間がかかります。

植物性のタンパク質になるので、糖質や脂質が抑えられており低カロリーとなっています。

価格もホエイやカゼインと比べると低価格となっています。

唯一の欠点としては飲みにくいということです。

混ぜた時に粉っぽくドロっとしています。

慣れれば問題はないと思いますが、初めは違和感があるかもしれません。

お腹に優しいWPI

初めに紹介したホエイプロテインですが、WPCとWPIに分けられます。

簡単に説明するとWPCは通常のプロテイン、WPIは乳糖不耐症にオススメのプロテインです。

乳糖不耐症とは乳糖を消化吸収できずに、著しい下痢や体重増加不良をきたす疾患です。

WPCや牛乳などの乳製品には乳糖が含まれています。

日本人の3人に2人が乳糖不耐症と言われています。

プロテインを飲むたびに下痢になるのは嫌ですよね。

そんな時にWPIを試してみてください。

プロテインの摂取はトレーニング前？

今までプロテインは運動後30分以内に摂るものだと言われてきました。

ですが、最近の研究では運動前にも摂取した方が良いと言われています。

その理由は、アミノ酸を運動前のタイミングに吸収する必要があるからです。

運動を開始すると筋肉はアミノ酸を分解して、エネルギーとして使います。

筋トレにより損傷した筋繊維を回復させるのもアミノ酸の役割です。

つまり、運動前にアミノ酸がないと元々ある筋肉が分解されエネルギーとして使われ、筋繊維の回復も起こらないということです。

まとめ

プロテインの摂取タイミングは3回あります。

運動前、運動後、就寝前です。

普段の食事で必要なタンパク質を補えているのであれば問題はありません。

ですが、摂取カロリーを考えると難しいです。

今回紹介したホエイ、カゼイン、ソイの3種類のプロテインから自分に合ったものを選び飲んでみましょう。

いろんな味があるので、好きなプロテインが見つかりますよ！