寒い時こそ注意!免疫力を下げない食材4選

栄養

寒い時こそ注意!免疫力を下げない食材4選

毎日寒い日が続きますね。

みなさん、体調は崩していませんか?

免疫力が下がっていると風邪をひきやすくなってしまいます。

逆に免疫力が高いと風邪をひきにくく、丈夫な身体を作ることが出来ます。

では、どのように免疫力を上げれば良いのでしょうか?

今回は、寒い時期でも免疫力を下げない食事内容について紹介します。

そもそも免疫力って?

免疫力ってよく耳にすると思いますが、どういう力なのか知っていますか?

免疫力とはウイルスや細菌が外部から侵入しないように防ぐ力のことです。

また、傷ついた細胞の修復や、体内でできた病気の元となる細菌や細胞を駆除する『自己防衛機能』でもあります。

病気から身体を守る力とも言い換えることが出来ます。

免疫力は身体にとってとても重要な役割をしています。

免疫力を高めるには

免疫力を高めるにはバランスの良い食事をすることが大切になります。

栄養バランスを意識した上で、次のような栄養素や食材も意識してみましょう。

タンパク質

肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などが挙げられます。

タンパク質は身体の細胞や免疫物質を作る働きがあります。

タンパク質を摂ることで免疫の働きを維持することも出来ます。

ポリフェノール

緑茶、ココア、赤ワイン、そば、野菜、果物などには抗酸化物質であるポリフェノールが多く含まれています。

ポリフェノールは抗酸化作用が強く、体内の有害物質を無害な物質に変える働きがあります。

その結果、動脈硬化などの生活習慣の予防に役立ちます。

細胞の老化を防ぐ働きもあるので、若々しい細胞を維持できます。

細胞が若くなれば健康維持にも繋がり免疫力向上にもなるでしょう。

緑黄色野菜

緑黄色野菜にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれています。

ビタミンAには目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強める働きがあります。

細菌やウイルスを殺すマクロファージを増強する働きもあるので、免疫力を高めて健康的な身体を作ってくれます。

ビタミンCは血液中の白血球の働きを助けてくれます。

白血球は体内に侵入した細菌や病原体を死滅させる働きがあります。

逆に白血球の働きが弱まれば体内の細菌や病原体が死滅せずに悪さをして風邪を引いてしまいます。

風邪をひかない、免疫力を下げないためにもビタミンCは欠かせません。

最後に、ビタミンEは抗酸化作用がとても強いです。

抗酸化作用とは身体の酸化を防ぐことを言います。

身体が酸化すると細胞が不安定な状態になり、免疫力が低下するほか細胞の老化も進行してしまいます。

抗酸化作用=免疫力の低下、細胞の老化の2つを防ぐと覚えてもらえれば良いかと思います。

今紹介したビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは1つの野菜だけでは摂取できません。

いろいろな色の野菜から摂取できるので、多くの種類の野菜を摂取しましょう。

発酵食品

納豆や漬物、味噌、ヨーグルト、醤油などが挙げられます。

腸内環境を整えることで有名です。

他にも腸内の善玉菌の増加、悪玉菌を抑制する働きを持っています。

なぜ発酵食品が免疫力に関係しているのか?

それは免疫細胞の70%が腸内に存在しているからです。

つまり腸は体内で最も大きな免疫機能の役割を担っています。

腸内環境を整えることが免疫力を高めることにもつながります。

免疫力を下げる原因とは?

反対に免疫力を下げる原因はなんでしょうか?

食事に関しては簡単な話です。

今紹介した食材を全然摂らずに栄養バランスの悪い食事をしている。

この1つに尽きると思います。

他にも身体の冷えが原因となる場合もあります。

体温が低下すると、免疫に関係する細胞や酵素が十分に機能しなくなるほか、腸内では悪玉菌が増殖しやすくなってしまいます。

特に朝は体温が下がっているので、朝食での身体を冷やす飲食物は避けましょう。

まとめ

寒い時期の免疫力を下げない食事について紹介しました。

免疫力を下げないためにはバランスの良い食事がとても大切になっています。

忙しいと簡単な食事になってしまいがちですが、それでは悪循環の始まりです。

そんな時こそ栄養満点の食事を摂り、元気いっぱいで生活しましょう!

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