足首の硬さは全身の硬さの始まり!?原因から予防法、解決策まで全部教えます!
毎日ストレッチしていますか?
毎日ではなくても2、3日に1回はストレッチしたいですね。
ところで、みなさんの足首は柔らかいですか?
足首が硬いとケガをしやすくなるだけでなく、全身の硬さにつながってしまいます。
なぜそうなるのでしょうか?
今回は足首の硬さが全身の硬さにつながる原因を徹底解説していきます!
足首が硬いと全身硬くなる理由
下半身の関節は下から足関節、膝関節、股関節となっています。
足首は柔軟性があり、全方向に動きます。
股関節も同様に全方向に動きます。
一方、膝関節は曲げ伸ばしがほとんどです。
足関節と股関節は動いたほうが良いのに対して、膝関節は動きすぎるとケガにつながってしまいます。
では、この動き方が反対になるとどうでしょうか?
足首が硬く動きに制限があると、変わりに膝関節が動かないといけなくなってしまいます。
膝関節が動くと身体を安定させるために股関節の動きが制限されます。
この結果、膝関節は動きすぎてケガにつながります。
股関節は動きが悪くなるので腰痛を招きます。
腰痛を招く詳しい理由はこちらをご覧ください。
結果的に足首の硬さは全身の硬さにつながり、ケガをしやすい身体になってしまいます。
足首が硬いと起こる障害
全身の硬さにつながる以外にも障害を招く可能性があります。
- ふくらはぎがむくむ
- 足先が冷える
- 足が攣りやすくなる
- 膝を痛めやすくなる(理由は上記に記載)
- 深くしゃがめない(可動域に制限があるため)
足首が硬いと全身の硬さにつながるだけでなく、様々な障害を招く恐れもあります。
足首が硬くなる原因は?
足首が硬くなる原因はなんでしょうか?
原因がわかれば対処法もわかり、全身の硬さを防ぐことができます。
筋肉が硬い
足首を底屈(足首を下に向かって動かす動き)させるためにはふくらはぎの筋肉を使います。
腓腹筋とヒラメ筋という筋肉です。
この2つの筋肉が硬いと底屈の反対の動きである背屈(足首を上に向かって動かす動き)に制限が出ます。
スポーツをしている人は腓腹筋やヒラメ筋が硬くなっている人が多いです。
足底筋膜が硬い
足底筋膜とは足の裏にある筋膜です。
ちなみに筋膜とは筋肉を包んでいる膜で身体全体に張り巡らされています。
足の裏にある筋膜なので足底筋膜という名前が付いています。
足底筋膜が硬いと背屈制限になります。
足底筋膜は踵の骨にくっついています。
腓腹筋とヒラメ筋も踵の骨にくっついています。
足底筋膜と腓腹筋、ヒラメ筋は直接はつながっていません。
ですが、踵の骨を介してつながっています。
どちらかが硬くなるともう一方も硬くなり足首の硬さを招きます。
普段から使っていない
足首が硬くなる原因に普段から使っていない場合があります。
歩く時には足首が動くので毎日使っているように思えます。
ですが、足首の関節を目一杯に使っているのではなく、少ししか使っていないのです。
昔は和式トイレが多かったですが、今では洋式トイレがほとんどです。
和式トイレであればしゃがんだ時に足首を曲げますが、洋式トイレはその必要がありません。
このように普段の生活で足首を使う機会が少なくなっているのも足首が硬くなる原因です。
足首を柔らかくする方法
では、どのように足首を柔らかくすれば良いのでしょうか?
一番簡単な方法としては、足首を回すストレッチが効果的です。
他にもふくらはぎを自分でマッサージするというのも一つの手段です。
また、生活の中で意識的に使うというのも足首を柔らかくするのに必要でしょう。
このように足首のストレッチは比較的簡単に行うことができます。
まとめ
足首が硬い原因、改善方法、全身の硬さにつながる理由は分かりましたか?
もも裏やお尻など他の部位をストレッチするよりは短い時間で簡単に行うことができます。
隙間時間を見つけて足首のストレッチをしましょう。
身体が硬くて困っている人は、足首を柔らかくすることで何か変わるかもしれませんね。
コメント